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新築一戸建て住宅診断(建売のホームインスペクション)
新築一戸建て住宅診断(建売のホームインスペクション)とは、建売住宅の購入前に第三者の一級建築士が住宅診断(ホームインスペクション)を行うサービスです。
建物の施工状態(不具合・施工ミスの有無)をチェックし、この診断結果を購入判断に活用したり、売主等へ指摘して補修して頂いたりできます。
建売住宅とは?
建売住宅とは、売主が建物プラン・仕様を決めた住宅(土地・建物)を分譲するもので、分譲住宅とも呼ばれます。
そして、その建物の完成状態で売買契約前に行うホームインスペクション(住宅診断)が本ページで紹介しているサービスです。
対象条件・購入のリスク・メリット
新築住宅の購入後のリスク・問題点
- 購入後に発見された不具合(水漏れなど)のために生活に支障がある
- 購入後に不具合が発見されたが、売主が真摯に対処してくれない(対応が遅い・不誠実である)
- 購入後に発見された不具合を補修してくれることになったが、そのために荷物を運び出す・平日に立会いするなどの面倒なことが多い
- 購入前に知っていれば買わなかった不具合が見つかる
新築一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)のメリット
- 一般消費者に代わって、専門家の視点でチェックしてくれる
- 住宅診断(ホームインスペクション)の当日に立会う業者へ補修箇所を指摘してくれる(購入する場合)
- 売主側の主張が正しいか判断してくれる(誤魔化されない)
- 専門家のチェック(ホームインスペクション)のおかげで入居後、安心して住むことができる
調査項目(270箇所超)と指摘事例
アネストの新築一戸建て住宅診断(建売住宅のホームインスペクション)の調査範囲、調査項目、指摘が生じる頻度と重要度を紹介します。
調査範囲
【屋外部分】
- 基礎、外壁、軒裏、雨樋、バルコニーが調査対象となります。
- 屋根へは上らないため、屋根については地上やバルコニーから目視できる範囲における確認となります。
- 建物外部の調査範囲は、地上・バルコニーから目視確認できる範囲が対象です(足場や梯子を使用致しません)。
- 外構はオプション対応ですが、現在は無料キャンペーン中のため、診断時に外構部分が存在する場合に限り自動的に調査対象となります。
【屋内部分】
- 各スペース(居室・リビング・洗面室等の全て)の床・壁・天井・建具、床下、屋根裏が調査対象となります。
- 基本サービスでは、床下及び屋根裏は点検口からのぞいて目視できる範囲が対象です(点検口が無い場合は対象外)。床下、屋根裏の内部へ進入調査をご希望の場合はオプションをご利用ください。
- 家具・電化製品・その他荷物等がある場合、弊社で移動させませんので、診断時の現状のままで確認できる範囲が対象となります。
【設備】
- 診断時に水道・電気が使用できる場合、確認可能な範囲で設備も調査対象となります。使用できない場合、その関連項目は対象外となります。
- ガス設備は調査対象外です。
※上の範囲でも診断時に確認できない箇所は対象外となります。
※上の範囲でも診断時に撤去済または未完成の箇所は対象外となります。
※細かな傷・汚れ等の美観上の問題は調査の対象外となります。
※売主又は居住者等が確認を拒否する箇所がある場合、その箇所は対象外となります。
270箇所超の調査項目
新築一戸建て住宅診断(建売のホームインスペクション)サービスで確認する調査項目は270箇所超です。「
住宅診断(ホームインスペクション)の具体的な調査項目」で詳細を表示していますので、ご覧ください。この一覧は、自力でチェックするときにも役立つチェックポイントでもありますので参考にしてください。
どれくらいの指摘があるか(頻度と重要度)
アネストで行ってきたホームインスペクション(住宅診断)における指摘の頻度を重要度別に分けると、凡そ以下のようなイメージです。
軽微な指摘 (簡単にすぐに補修対応が可能なもの) |
ほとんどの現場で指摘がある |
中程度の指摘 (放置すると問題だが補修対応が容易なもの) |
5~10回の検査に1現場程度 |
重大な瑕疵の指摘 (構造耐力や防水性能等の直接的な瑕疵) |
10~20回の検査に1現場程度 |
住宅診断の当日の調査開始から調査完了までの流れは、
住宅診断の調査の流れをご覧ください。写真付きで説明しております。
不具合の指摘事例
アネストが行った新築住宅の完成時の立会いで実際に見つかった施工不具合の事例を紹介します。いずれも構造・防水・断熱などの大事な問題です。
床下の水漏れ(性能上の欠陥)
外壁貫通部の隙間(防水性能上の不具合)
屋根裏の断熱材の隙間(断熱性能上の不具合)
土台の大きな欠損(構造上の欠陥)
基礎のひび割れ(構造上の不具合)
羽子板ボルトの緩み(構造上の欠陥)
床下の断熱材の落下(断熱性能上の不具合)
床下のゴミ・残材
上のような事例が実際にいくつも確認されています。今でも新築の施工不具合は多く、施工会社が適切に社内検査をしていない証です。写真でわかりやすいもののみ
載せておりますが、細かなものは他にもたくさんあります。その他の指摘内容は
住宅診断(ホームインスペクション)の指摘事例を参考にしてください。
ホームインスペクションで使用する調査器具の一例
上の水平器(オートレーザータイプ)、水準器、打診棒等の器具を用いて調査を行います
報告書のサンプルと特長
他社より非常に詳しく参考になるアネストの調査報告書の紹介です。
他社より遥かに詳しい報告書
調査報告書は住まいの大切な記録だからこそ、報告書にはこだわりがあります。アネストでは、報告書が住宅資産の一部になると考えて作成しており、他社の1.5~3倍のボリューム(充実した内容・量)があります(後述のサンプル参照)。
同業他社で同じ詳細報告書という名称を用いることが多くなりましたが、名称が同じでも報告書の内容・質には大きな違いがあります。他社様では、詳細な調査項目や各項目の調査結果を明記しておらず、細かな結果の確認をできない報告書が多いです。
アネストでは、後で見てわかりやすいこと、そしてきちんと証拠を残すことを考慮して、各項目の調査結果を明記しています。こういった報告書の作成には時間がかかるため、同業他社様には敬遠されがちですが、お客様にとって必要なことと考えて作成しております。
詳細報告書と標準報告書のサンプル
詳細報告書と標準報告書の2種類から選択可能です。いずれの報告書でも全く同じ項目を調査しており、掲載する項目数も同じです。異なるのは、以下の点です。
|
詳細報告書 |
標準報告書 |
追加料金 |
+8,800円(税込) |
なし |
写真/総評/コメント |
記載あり |
記載なし |
送付方法 |
郵送及びPDFをメール送信 |
PDFをメール送信のみ |
ページ数 |
35~45ページ程度 |
20~25ページ程度 |
サンプル |
詳細報告書のサンプル |
標準報告書のサンプル |
他社比較 |
他社の詳細報告書より、はるかに詳細(サンプルで比較してください) |
掲載項目数は他社より遥かに多い |
□ 詳細報告書を推奨
基本的には詳細報告書を推奨致します。購入判断やリフォーム・メンテナンスの参考とするため、また大事な記録として残すために写真と総評が記載・掲載されている方が便利だからです。例えば、以下のケースでは標準報告書を選択してコスト負担を抑えるのも1つの方法です。
- 購入判断のために依頼したものの、診断を進める中で購入意思がなくなったとき。
- 診断を進める中で指摘箇所が少なく、詳細報告書がなくとも十分に理解できるとき。
詳細報告書とするか、標準報告書とするか最終判断するのは、診断の当日で構いません。診断を終えたときに、その場で診断担当者にいずれの報告書を選択するかお伝えください。
インスペクションのチェックリスト
インスペクションで使用するチェックリストは、弊社オリジナルのものを使用します。そのリストは、報告書の項目と一致するものですので、チェックリストの内容を知りたい方は、上の報告書サンプルをご覧ください。
具体的な調査項目の一覧はこちらです。
アネストのホームインスペクションのお客様の声
■神奈川県 F.K様
建売の購入ではこのようなサービスは必須になっていくのではないかと思います。数千万の買い物なのに、第三者的な評価なしで購入するのはリスクが大きすぎと思い、手付金振込み直前にこちらをみつけ、すぐ翌日に見ていただき、結果的には安心して契約できました。
またいくつか指摘していただいた細かい点は、内覧会の際に修正事項として使わせていただきました。きめ細かい対応をしていただいた担当の山本様には感謝しています。
お客様の声をもっと見る方はこちら
よくある質問(FAQ)
新築の建売住宅のインスペクションの必要性
不動産会社から「今の新築は大丈夫」「売主側も第三者検査を入れているから必要ない」と説明されることがありますが、これは妥当な意見とは言えません。
工事監理や売主側の第三者検査に期待できない
残念ながら新築の建売住宅のホームインスペクション(住宅診断)を行うと施工不具合が見つかることは多いです。
工事の簡素化や規格化が進む一方で、ベテラン職人の減少・若い職人の経験不足、そして何よりも現場管理・工事監理の省略や手抜きが一般化していることが理由です。
不動産業者が「瑕疵保険の検査や第三者検査が入っているので買主が住宅診断を入れる必要は無い」とよく話しますが、実際にはその検査はざっくりとしたもので、それで見逃された施工ミスをアネストの診断で指摘することが多くあります。買主が入れることに意味があるのです。
住宅性能評価、瑕疵保険、フラット35の検査は、それぞれの仕様基準に適合しているか簡易的に現場確認している程度です。長期優良住宅では簡易的な現場確認すらありません。実際に今でも欠陥住宅問題がなくならないことからも明らかです。
建売のインスペクションは契約前がオススメ
契約前に専門家に見てもらう方が安心ですよね?重大な施工不具合があれば購入を中止できるし、そのまま購入するにしてもメリットもデメリットを把握して判断できるので、後悔せずに済みます。タイミングは契約後の内覧会同行よりも契約前の住宅診断(ホームインスペクション)をオススメします。
不動産会社から契約後の診断にするよう勧められることがありますが、できれば契約前のタイミングで依頼してください。契約前にしている人は多いですし、大きな買い物ですからしっかり意思表示しましょう。
新築・建売向けインスペクションのオプション
新築一戸建て住宅診断(建売住宅のホームインスペクション)に付けられるオプションのご案内です。
■床下の詳細調査、屋根裏の詳細調査
- オプション利用が無い場合の床下・屋根裏の調査は、点検口等の確認できる箇所から覗いて目視できる範囲が調査範囲ですが、オプション利用がある場合は床下・屋根裏に入って安全に移動できる範囲で調査を行います。
- 但し、点検口等の入り口が無い場合や入口があってもスペースの関係で担当者が進入して移動できない場合には対応致しかねます。
- 床下と屋根裏の詳細調査のご利用率は65%以上です。
- オプションの利用有無について現地判断をご希望の場合は、必ずお申込時にその旨を仰ってください。事前にお申し出が無い場合には、準備がなく対応できないためです。
- 詳しくは床下及び屋根裏の詳細調査をご覧ください。
ホームインスペクション(住宅診断)の当日の流れと所要時間
新築一戸建て住宅診断(建売住宅のホームインスペクション)の当日の流れと所要時間のご案内です。
当日の流れと待合せ
ホームインスペクション(住宅診断)の当日は、原則、現地で待ち合わせして以下の流れで調査を進めます。
- 現地で待合せ
- 調査の概要・流れを説明
- 建物外部より調査開始
- 建物内部を調査
- 屋根裏・床下を調査(オプションご利用の場合
- 調査結果の概要を説明
以上の流れですが、現場の状況等により、臨機応変に調査の進め方やお客様へ説明するタイミング等を変更することもございます。
不動産会社が最初から最後まで立会い不可の場合、開錠後、一度退出されても問題ございませんが、最後に戸締り等のために戻って頂く必要がございます。
ホームインスペクションの所要時間
所要時間は、建物面積(大きさ)・指摘箇所の数と内容・売主側の対応・お客様のご質問量などの状況により小さくない差異があります。
□建物面積が100㎡程度の場合
- 基本サービスのみ:1.5~2.5時間
- 床下・屋根裏の詳細調査(オプション)を含む:合計3.5時間程度
ただし、築年数が経過している場合(築10年以上など)、通常より時間が長くかかる傾向にございます。
当日の立会い
ホームインスペクション(住宅診断)の当日は、お客様もお立会い頂くことを推奨しておりますが、必須ではございません。お立会いされる方が、調査内容と結果をご理解頂きやすいですが、お立会いなしでも対応可能です。気軽にご相談ください。
他社様との違い
アネストが同業他社様より優位な点、特長は以下のとおりです。
料金・支払方法・必要書類など
新築・建売向けホームインスペクションの料金
□関東・東海・甲信・関西
□北海道・東北・北陸・中国・四国・九州
□エリア共通の無料オプション
- 所在地及び建物面積(150平米超)によっては追加料金が生じます。水周り設備の数が多い住宅も追加料金が生じます。
- 調査日の7日前までにお申込みの方は3,000円の割引、14日前までにお申込みの方は7,000円の割引となる早割りキャンペーンをご確認ください。
- エリア分けは「エリア別の料金」をご覧ください。
必要書類
書類A |
調査日より前に送付して頂く書類
- 住宅地図(必須:所在地を確認できるもの)
- 平面図(必須:間取りを確認できるもの)
- 立面図(必須)
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書類B |
調査日より前もしくは当日に準備して頂く書類
- 敷地配置図
- 地盤調査報告書
- 地盤改良工事の施工報告書(地盤改良している場合のみ)
- 確認申請書・確認済証
- 検査済証(検査時点では未取得の場合あり)
※必須以外のものも可能ならご準備ください。 |
その他
売主等への説明 |
不動産会社等に弊社サービス利用を説明するための資料をご自由にご利用ください。
業者向け資料(ココを右クリックして「対象をファイルに保存」) |
申込日 |
空き状況にもよりますが、前日のお申し込みでも対応可能です。但し、ご予約が一杯の場合はお断りさせて頂く場合がございますので、お早めにお申し込みください。 |
対応エリア
お申込み方法とサービスの流れ
5. 担当者よりお客様へ連絡
(待合せ場所・時間の確認)
6. 当日に現地にて住宅診断を実施
※調査後、10日以内に代金のお支払い
7. 報告書を送付
(原則、調査日より5日以内に発送)