新築一戸建て/着工前・建築中向けのアネストのホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)サービスに関するよくある質問と回答(FAQ)です。
対象サービス
サービス内容・検査内容
- 建築中の住宅検査の検査範囲を教えてほしい
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基礎工事や上棟後などの工程ごとに施工ミスの有無をチェック致しますが、項目は多岐に渡るため住宅あんしん工程検査(建築中の住宅検査)のページでご確認ください。また、検査担当者と面会して頂いて検査内容や進め方等について、サービス申込前に事前説明を無償で行っております。
- 検査回数が決められたコースがあるが、検査回数の増減は可能ですか?
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検査回数は、お客様のご要望に応じて増減することが可能です。お客様がご心配されている点などを伺い、弊社より適切な検査回数および検査のタイミングをご提案することも可能です。
- 同業他社ではアネストより多くの検査回数を提示していることがあるが、アネストの回数は少なくないですか?
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他社様の検査回数には、打合せや図面の確認も回数に加えていることが多いようですが、弊社の検査回数は純粋な現場での検査回数です。もちろん、打合せや図面確認は検査とは別に実施しており、こちらもサービスに含まれております。
- 依頼した検査以外に写真等を見てもらえますか?(例:6回検査の依頼だがその間の工事の写真をチェックして欲しい)
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申し訳ございませんが、ご依頼いただいた回数の検査のみを行っており、お客様や施工者などが撮影した写真のチェックは対応致しておりません。ご依頼いただいた検査の合間の工程を写真やメールでお知らせ頂き、ご質問を頂戴することがございますが、より多くの検査を依頼され、代金を支払われているお客様との間に不公平が生じるためです。但し、弊社の検査で指摘した箇所の補修後の確認を施工者が提出する写真で行うことはございます。
- 検査回数は6回、8回、11回のいずれがよいですか?
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建築トラブルが構造部分以外の細部に多いことを考慮致しますと、8~11回の検査をお奨め致します。但し、お客様の考え方やご予算などのご都合もあるかと思いますので、サービスの事前説明の際にご相談ください。
- 11回コースを依頼すれば、工事の全てを確認できますか?
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11回コースであっても全ての工事を確認できるものではございません。所定の検査回数をできる限り有効利用したいと考え、その努力を致します。但し、施工者等の積極的な協力が得られない場合には適切なタイミングでの検査を実施できない等の問題が生じることもございます。 また、11回以上の検査回数をご希望の場合は、ご相談ください。
- サービスの事前説明は本当に無料ですか?説明を受けた後に依頼しなくても大丈夫ですか?
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本当に無料です。サービス内容をご理解頂いた後にご依頼されるかどうかご判断ください。もちろん、事前説明の後に正式に依頼されなくても結構です。
- 建築途中の住宅検査では、どのような指摘が見つかるのでしょうか?
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指摘事例は、基礎配筋のピッチ不足・かぶり厚不足、コンクリートの打設不良、構造金物の不足、断熱材の著しい隙間、防水シートの欠損など多岐にわたります。以下にて、指摘事例を写真付きで紹介していますので、ご参照ください。
対象となる物件
- 建売住宅でも注文住宅でも対応可能ですか?
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建売住宅も注文住宅も対応可能です。
- 木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造(RC造)など、構造や工法によって、建築中の住宅検査(ホームインスペクション)をできないことがありますか?
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木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造(RC造)などの構造や工法に制限はございませんので、対応可能です。
- 既に工事が始まっており、建築中でも対応可能でしょうか?
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既に建築中でも対応可能です。着工後の場合、まずは現状で1回のみ住宅検査を行い、その後の検査については相談の上で追加依頼して頂くことも可能です。
検査当日のこと
- 検査時に依頼者(お客様)が、毎回、立ち会うことができなくても大丈夫ですか?
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検査の内容や結果、進捗等をご理解いただくためにも、お客様が検査に立ち会うことを推奨しておりますが、お仕事等の都合で立会いできないケースも多いものです。可能な範囲でお立会いくだされば問題ございません。平日の検査となることが多いため、お立会いできない方が多いです。
できましたら、1回目の検査時(打合せがある場合は打合せ時)と最後の竣工検査の際はお立会いください。
- 売主または施工会社の立会いは必要でしょうか?
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現場検査には、施工担当者(通常は現場監督)に立会いをお願いしております。はじめの打合せ後は、検査担当者と現場監督が連絡をとりあい、検査日時等の調整を行います。現場監督等が立会い不可であっても、工程を教えてもらえれば検査対応は可能です。
- 指摘事項は相手方に伝えてくれますか?
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検査時に立ち会って頂く方に、その場で直接にお伝え致します。誰も立会いされない場合、事前にお伝えすべき方の連絡先がわかれば、お伝えすることも可能です。
お問合せ・お申込み
- いつ頃、依頼をすればよいですか?
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着工の2~4週間ほど前に検査内容・進め方などの事前説明(無償)を受けて頂き、それからご依頼ください。注文住宅を建築される場合は、建物のプランが確定してから弊社の事前説明(無償)を受けて頂き、着工の1~2週間程度前にご依頼ください。
- 売買契約後ですが、依頼できますか?
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建売住宅をご購入の場合は、売買契約の前後に弊社の事前説明(無償)を受けて頂き、弊社の住宅あんしん工程検査をご依頼ください。売買契約前でも後でもご依頼は可能です。注文住宅を建築される場合は、建物のプランが確定してから弊社の事前説明(無償)を受けて頂き、着工の1~2週間程度前にご依頼ください。
- 建築工事請負契約後ですが、依頼できますか?
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建築工事請負契約後であってもご依頼は可能です。建物のプランが確定してから弊社の事前説明(無償)を受けて頂き、着工の1~2週間程度前にご依頼ください。
- すでに建築中でも依頼できますか?
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建築中でのご依頼も可能です。現状どのあたりまで工事が進んでいるか教えて頂けましたら、適切な検査を提案させて頂きます。但し、既に隠れて確認できない箇所は判断できませんので、ご了承ください。
必要書類
- HPに掲載されている必要書類の全てを準備できなくても検査は可能でしょうか?
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検査対応は可能ですが、図面等の資料は多いほど図面との照合ができるためにお客様にとってメリットとなります。各階平面図・立面図・配置図・建築確認済証は必ず売主(または施工会社)から受領可能なはずです。その他についてはサービスの事前説明(無償)でご説明致しますので、まずは事前説明をお申込みください。
- 必要書類の送付方法を教えてください
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書類をE-mailまたはLINEに添付してご送信ください。FAX、郵送でも結構です。
不動産会社や施工会社がデータでお持ちのことが多いため、不動産会社等からPDFファイルで入手し、それを弊社へ転送して頂く方法をお勧め致します。
- 必要書類をいつまでに送ればよいですか?
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検査が始まる前ならいつでも結構ですが、お早めにご送付頂ければ幸いです。
検査の所要時間・開始時間
- 住宅検査の所要時間はどれぐらいかかりますか?
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対象の建物や施工品質、工程によって異なりますが、1回の検査につき1~1.5時間程度が平均的な所要時間です。但し、完成時の検査については2時間程度かかることが多いです。
- 検査の所要時間には上限(制限)がありますか?
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原則として3時間程度までですが、通常はそれほどの時間を要することはございません。
担当者のこと
- 検査の担当者は社員ですか?
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弊社の社員または契約している一級建築士のいずれかが担当となります。
- 検査の担当者は一級建築士ですか?
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弊社では建物の診断は全て一級建築士が対応しております。当業界では、一級建築士以外のものが診断することも多いですが、弊社は必ず一級建築士が担当しておりますので、ご安心ください。
- 担当者によって対応にばらつきがないでしょうか?
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経験や実績、コミュニケーション力などの能力を確認して採用しており、その上で現場研修も行っておりますので、大きなばらつきはございません。
ただ、ご心配でございましたら、弊社HPのプロフィール欄(ホームインスペクター一覧)をご覧頂いてご指名頂くことも可能です。但し、地域によっては担当外ということもございますので、ご了承ください。
- 多くの専門家のプロフィールが公開されていますが、担当者を指名できますか?
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担当者のご指名は可能です。但し、担当者によって対応エリアが異なりますので、指名できない場合もございます。また、担当者によって得意分野・不得意分野がございますので、不得意分野の担当者をご指名いただいた場合は、弊社からその旨をご説明の上、別の担当者を提案させて頂くこともございます。
- 担当者が一級建築士の資格を持っていることを確認できますか?
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現地でお会いした際に資格証をお見せ致します。
他の検査との比較
- 不動産会社(または施工会社)から第三者検査を入れているので大丈夫だと聞いたが、本当ですか?また、不動産会社側が入れた第三者検査があってもアネストに依頼する意味がありますか?
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不動産会社(または施工会社)がいう第三者検査とは、不動産会社等が依頼者になっているもので買主側の立場で行っているものではございません。
それらの検査会社にとっては不動産会社等がお客様であり、あまり細かな指摘をしていては次の仕事をもらえなくなる立場であるため、本当の第三者性に劣るものです。
そういった検査には、建築確認制度に基づくもの、瑕疵担保責任保険の検査、性能表示制度の検査、フラット35の検査などがございますが、いずれも同様のことが言え、これらを利用した住宅においてもアネストの検査で施工ミス等の指摘事項が何度も出ております。「不動産業者が言う「新築住宅の住宅診断は不要」は本当か?」も参考にご覧ください。
- フラット35の融資基準を満たしており、その検査を受けているために安心できる住宅だと不動産会社から聞いたが、本当ですか?
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フラット35の基準および検査は、その基準に適合した仕様であるか確認しているにすぎず、細かな施工品質のチェックをしているわけではございません。アネストが検査に入った住宅で施工ミスや不具合が見つかっていることからもフラット35の基準に適合するから安心とは言えないことがわかっております。
- アネストの同業他社との違いは何ですか?
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他社様の検査内容、メンバーの質などを正確に把握できないため、明確に判断できない点も多いですが、弊社の特徴としては、診断担当者が必ず一級建築士であること、報告書の量と質が充実していることなどがあげられます。
「お客様のメリットとアネストの特長、他社との違い」も参考にしてください。
その他
- 売主または施工会社が検査を拒否することはありますか?
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過去の経験上、検査を拒否されることはほとんどございませんが、稀に拒否されることがございました。第三者の検査を拒むという姿勢も購入判断の1つになるでしょう。
- アネストに第三者検査を依頼する旨を売主や施工会社に伝えておく必要はありますか?また、いつ頃、伝えれば良いですか?
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売主または施工会社には、必ず、第三者の検査を行う旨をお伝えください。お伝え頂くタイミングは、商談を開始された早い段階を推奨致しますが、既に打合せや契約などが進んでいる場合は、早急にお伝え頂くようお願い致します。
- 契約書に記載して頂く売主または施工会社の承諾文はどのような内容ですか?
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契約時に契約書へ第三者による検査を承諾する旨の記載をして頂くことを推奨致しております。その記載箇所は、特記事項欄などで結構です。既に契約後であれば、別紙(覚書)を作成する方法もございます。但し、了承の旨を書面化しない会社も多く、その場合には口頭での了承があれば対応可能です(この場合もできればE-mailなどでやりとりを残しておくことをお考えください)。
(記載例)
売主及び建築工事請負人は、建築工事開始から完成、引渡しまでの間に、買主(請負契約の場合は「施主」)が指定する第三者検査機関による住宅検査を行うことを承諾し、また、この検査が滞りなく行われるよう積極的に協力する。