物件チェック

新築住宅の完成(竣工)後、引渡し前に行う竣工検査(完成検査)の説明です。内覧会検査ともいいます。

新築住宅が完成(竣工ともいう)した際に、その売主や施工会社(工務店)が行う建物の検査のことを完成検査と呼びます。

不動産会社、施工会社(工務店)、ハウスメーカーなどの住宅の供給者が行うものを住宅の完成検査と呼ぶことが多いですが、一般消費者が行う検査のことを完成検査と呼ぶこともあります。このときの一般消費者とは、建売住宅(分譲住宅)の購入者のほか、注文建築の施主も含まれます。

住宅の完成検査(竣工検査)は通常、引渡しを受ける前に行いますが、建物の施工精度・施工品質の確認のほか、設計図書と完成した建物の照合も行うことが一般的で、問題がある場合には施工会社等がきっちり補修しなければなりません。

そして、その補修後には再度、検査を行って補修工事に問題ないか確認すべきものです。この確認の機会を確認会または再内覧会と呼びます。

一般消費者が行う完成検査は、施主検査や竣工検査とも呼ばれますが、内覧会とも呼ばれており、最近は「内覧会」という呼称が定着していると言っても良いでしょう。

ただ、消費者が自ら建物の検査をすることは難しいため、この一般消費者による住宅の完成検査には、消費者が第三者の専門家に立会い検査を依頼することが増えております。