ホームインスペクション

建売住宅のホームインスペクションとは、購入時や新築工事中、引き渡し前などのタイミングで行う建物の施工不具合の有無を調査する専門的サービスで、建築士などの専門家(=ホームインスペクター)が行うものです。

購入前の利用が推奨されますが、購入後でも調査対応しています。

ホームインスペクション

アネストが行うホームインスペクションの特長は以下のとおりです。

  • 必ず、第三者の一級建築士が対応
  • 新築・中古、戸建て・マンションに対応
  • 建売住宅も注文住宅も対応
  • 建築中の検査にも対応
  • 年間2000件超の実績・経験
  • 翌日対応も可能
ホームインスペクションの様子
  • 購入後に欠陥があれば心配、、、
  • 売主に誤魔化されないか心配、、、
  • 急な契約だから心配、、、

大きな買い物だけにいろいろな不安があるのも当然のことです。

そこで、購入前や購入後の第三者のホームインスペクションが効果的です。

住宅購入 + ホームインスペクション = 安心

アネストが行った建売住宅のホームインスペクション(住宅診断)で実際に見つかった施工不具合の事例を紹介します。全て新築住宅で確認されたもので、いずれも構造・防水・断熱などの大事な問題です。

基礎のひび割れ(構造クラック)
基礎のひび割れ(構造クラック)
床下のゴミ
床下のゴミ
基礎のジャンカ(耐力・耐久性の問題)
基礎のジャンカ
床下の水漏れ(性能上の欠陥)
床下の水漏れ
断熱材の施工漏れ
断熱材の施工漏れ
床の傾斜
床の傾斜
屋根裏の断熱材の隙間(
屋根裏の断熱材の隙間
床下の断熱材の落下
床下の断熱材の落下
土台の大きな欠損(構造上の欠陥)
土台の大きな欠損(構造上の欠陥)
ホールダウン金物のずれ
ホールダウン金物のずれ
羽子板ボルトの緩み(構造上の欠陥)
羽子板ボルトの緩み(構造上の欠陥)

上のような事例が実際にいくつも確認されています。今でも新築の施工不具合は多く、施工会社が適切に社内検査をしていない証です。

インスペクションのお見積りや調査内容のご質問などお気軽にお問い合わせください

建売住宅に関するホームインスペクション(住宅診断)を依頼する際に必要な費用(料金)のご案内です。完成物件と建築前・建築中で異なりますので、分けて記載しております。

新築/完成物件(エリアA)

基本料金(標準報告書)55,000円(税込60,500円)
詳細報告書(オプション)8,000円(税込8,800円)
床下の詳細調査(オプション)30,000円(税込33,000円)
屋根裏の詳細調査(オプション)25,000円(税込27,500円)
外構調査(オプション)3,000円(税込3,300円)
無料キャンペーン中

新築/完成物件(エリアB)

基本料金(標準報告書)50,000円(税込55,000円)
詳細報告書(オプション)8,000円(税込8,800円)
床下の詳細調査(オプション)20,000円(税込22,000円)
屋根裏の詳細調査(オプション)20,000円(税込22,000円)
外構調査(オプション)3,000円(税込3,300円)
無料キャンペーン中

新築/建築前・建築中(エリアAB)

  • 着工から完成までの建築途中の住宅検査は、住宅あんしん工程検査(建築中の住宅検査)で対応します。
  • 検査1回目は、60,000円(税込66,000円)、2回目以降は50,000円(税込55,000円)/回です。
  • 完成時の検査で、床下の詳細調査・屋根裏の詳細調査を希望の場合、別途オプション料金が必要です。
  • 建築途中で1回のみ検査することも可能です(例:基礎のみ、断熱のみ etc.)。

エリア分け

  • A:関東・関西・東海・甲信
  • B:北海道・東北・北越・中国・四国・九州(沖縄含む)

注意点

  • 建物面積が150平米超の場合は追加料金が必要です。
  • 所在地によっては出張料が必要です。
  • 施工不具合(欠陥工事)の原因および被害範囲の調査は料金体系が異なります。不具合の建物調査(欠陥住宅の検査)をご確認ください。また、内容により、対応可能エリアも異なります。

支払い方法

支払時期:後払い(詳細は支払方法・支払時期・キャンセル料について

必要書類

書類A(必須)
調査日より前に送付して頂く書類
住宅地図(所在地がわかるもの)
各階平面図
立面図
書類B(任意)
調査日より前もしくは当日に準備して頂く書類
敷地配置図
地盤調査報告書
地盤改良工事の施工報告書(地盤改良している場合のみ)
確認申請書・確認済証検査済証(検査時点では未取得の場合あり)
※必須以外のものも可能ならご準備ください。

申込日

空き状況にもよりますが、前日のお申し込みでも対応可能です。但し、ご予約が一杯の場合はお断りさせて頂く場合がございますので、お早めにお申し込みください。

新築の建売住宅における調査内容を完成物件と建築中の物件にわけて紹介します。

新築/完成物件

建物の完成状態で施工不具合の有無を確認する調査です。細かな傷・汚れの確認ではなく、機能・性能に問題がある点を確認するためのホームインスペクション(住宅診断)です。

建物外部

建物外部

基礎・外壁・軒裏・屋根・ベランダ・雨樋・外構(土間コンクリート・塀などのうち敷地内に構築されたもの。植栽は除く。)が対象です。

屋根は、その上へ登るわけではなく、敷地やベランダから目視できる範囲です。

建物内部

建物内部

各スペースの床・壁・天井・建具・設備(動作可能なものでガス設備を除く)が調査対象です。床・壁は傾斜測定も行います。

床下および屋根裏(小屋裏)は、点検口などの覗くことのできる箇所から目視確認するところまで基本料金の範囲で、内部へ進入調査する場合はオプション対応です。

床下

床下

床下では、基礎コンクリート、土台・大引き等の構造部、構造金物、断熱材、配管、漏水や残材・ゴミの有無などを調査します。

オプションの利用なしなら点検口から覗いて確認できる範囲を、利用ありなら床下へ進入して安全に移動できる範囲を調査します。調査しようとする項目は同じですが、確認できる範囲が異なります。

屋根裏(小屋裏)

屋根裏(小屋裏)

屋根裏(小屋裏)では、柱・梁等の構造部、構造金物、断熱材、雨漏りや結露等が疑われる染みの有無などを調査します。

オプションの利用なしなら点検口から覗いて確認できる範囲を、利用ありなら屋根裏へ進入して安全に移動できる範囲を調査します。調査しようとする項目は同じですが、確認できる範囲が異なります。

完成物件の建売住宅では、非常に多くの調査項目があり、その詳細は「住宅診断(ホームインスペクション)の具体的な調査項目」をご確認ください。

新築/建築前・建築中

建築中

建売住宅の新築工事中(建築途中)の検査内容は、基礎配筋・コンクリート打設・土台敷き・構造金物・防水・断熱などの各工程において、検査を行います。

各工程における検査内容の詳細については、住宅あんしん工程検査(建築中の住宅検査)をご覧ください。

検査回数や検査のタイミングは、所定のコースをご用意しておりますが、お客様がご希望の内容にて行うことも可能です。

インスペクションのお見積りや調査内容のご質問などお気軽にお問い合わせください