住宅の点検・建物調査(所有中の一戸建て)

住宅の点検・建物調査(所有中の一戸建て)サービスとは、お客様が所有する一戸建て住宅(ご自宅)について、第三者の一級建築士が建物の劣化状態や新築時の施工不良などを調査・点検するホームインスペクション(住宅診断)サービスです。

空きがございましたら調査は翌日対応も可能ですが、7日前または14日前までのお申込みならお得に利用できる早割キャンペーンを行っております。

内覧会立会い・同行の対象物件と対象の方

アネストの住宅の点検・建物調査サービスの対象物件や点検サービスを利用するメリットについて紹介します。

一級建築士

ご自宅や想像した実家などの建物の状態を把握したい方に、幅広くご利用頂いています。雨漏りやひび割れ、傾きなどの原因調査をご希望の方は、不具合の建物調査(欠陥住宅の検査)をご覧ください。

新築のリスクと内覧会立会いのメリット

住宅を所有すると長い目で見ればリスクもあります。ただし、そのリスクには早めの住宅点検(=ホームインスペクション)で適切に対応することも可能です。住宅所有者が知っておくべきリスクと、インスペクションを利用することによって得られるメリットは以下のとおりです。

住宅を所有することで考えられるリスクは以下のとおりです。

  • 新築で購入後、長い期間を経過してから建物の施工ミスに気付くことがある
  • 売主等による建物の保証期間を過ぎてから欠陥工事に気付くことがある
  • 建物の不具合への対応が遅れて被害範囲が拡大することがある
  • 一般消費者に代わって、専門家の視点でチェックしてくれる
  • 施工者や売主の定期点検の結果が妥当かアドバイスしてくれる
  • 専門家のチェックのおかげで、安心して住むことができる
  • 問題を早期発見・早期対処でき、結果的にコストを抑制できる
  • リフォームや建替えの必要性について第三者の意見、アドバイスを得られる
  • 利害関係のない第三者の住宅点検で安心を得られる
  • その後の問題にもアフターサービスとしてアドバイスを得られる

住宅の不具合や劣化への対処が遅れると、その補修工事のコストも大きくなります。住宅の点検(ホームインスペクション)を活用して、傷口の小さなうちに対処することで、住宅を長持ちさせ、維持費も抑えられます。

一級建築士

一戸建て住宅(自宅)の点検・建物調査(ホームインスペクション)を中立的な立場で行い、不具合等がないか、または欠陥の予兆がないか確認するサービスです。住宅を適切に長持ちさせる為の点検(建物調査)です。

築年数別の住宅点検

築浅、築2年以上、築10年以上の住宅の点検の利用目的などを紹介します。

入居後に、3ヶ月・6ヶ月・1年・2年などのタイミングで売主やハウスメーカー等が定期点検を行うケースが多いです。この定期点検の直前にご利用いただくことを推奨いたします。また、建物の一部については2年で保証期間を終えることが多いことも、この時期に第三者の住宅の点検を推奨する理由です。

これから長くお住まいになる住宅の検査を早期に行い、劣化等への対処を検討する場合にご利用ください。いつまでに調査するという制限はございませんが、住宅のメンテナンスはできるだけ早めの対処が理想です。定期的(3~5年ごと)な点検を推奨いたします。

住宅は主要構造部分や雨漏りに関する部分は10年間の保証があります。しかし、10年を超えてから欠陥に気づくこともあり、保証してもらえないことがあります。10年経過するまでの建物の点検にご利用ください。

弊社の住まいの点検は有料です。有料だからこそ信頼できる点検を提供できると考えています。無料の点検については「住宅の無料点検は大丈夫?」をご覧ください。

一級建築士

見えない箇所に欠陥や不具合があっても、建物のどこかに症状が出ている場合もあります。そんな症状のチェックも含まれます。但し、隠れて見えない箇所は症状等から推測されることをお伝えしますので、リスクが大きい場合は精密な調査が別途必要となることも。

理想的な建物調査の時期は、新築後2年以内・5年目・8年目・11年目・・・(以降3年ごと)という周期です。最近は、一度は専門家に住宅を点検(建物調査)してもらいたいという方が増えています。事が起こる前にマイホームの現況を把握しておきたいですね。これからはハウスドックを考える時代です。

アネストの住宅の点検・建物調査(居住中の一戸建て)サービスの調査範囲、調査項目、指摘が生じる頻度と重要度、さらに調査で使用する機材を紹介します。

屋外の調査項目

屋外部分

  • 基礎、外壁、軒裏、雨樋、バルコニーが調査対象となります。
  • 屋根へは上らないため、屋根については地上やバルコニーから目視できる範囲における確認となります。
  • 建物外部の調査範囲は、地上・バルコニーから目視確認できる範囲が対象です(足場や梯子を使用致しません)。
  • 外構はオプション対応ですが、現在は無料キャンペーン中のため、診断時に外構部分が存在する場合に限り自動的に調査対象となります。
屋内の調査項目

屋内部分

  • 各スペース(居室・リビング・洗面室等の全て)の床・壁・天井・建具、床下、屋根裏が調査対象となります。
  • 基本サービスでは、床下及び屋根裏は点検口からのぞいて目視できる範囲が対象です(点検口が無い場合は対象外)。床下、屋根裏の内部へ進入調査をご希望の場合はオプションをご利用ください。
  • 家具・電化製品・その他荷物等がある場合、弊社で移動させませんので、診断時の現状のままで確認できる範囲が対象となります。
設備の調査内容

設備

  • 診断時に水道・電気が使用できる場合、確認可能な範囲で設備も調査対象となります。使用できない場合、その関連項目は対象外となります。
  • ガス設備は調査対象外です。
  • 上の範囲でも診断時に確認できない箇所は対象外となります。
  • 上の範囲でも診断時に撤去済または未完成の箇所は対象外となります。
  • 細かな傷・汚れ等の美観上の問題は調査の対象外となります。
  • 売主又は居住者等が確認を拒否する箇所がある場合、その箇所は対象外となります。

住宅の点検・建物調査(一戸建て)サービスで確認する調査項目は270箇所超です。「住宅診断(ホームインスペクション)の具体的な調査項目」でその詳細を表示していますので、ご覧ください。この一覧は、自力でチェックするときにも役立つチェックポイントでもありますので参考にしてください。

詳細で多くの項目を調査していますが、対象住宅によって該当項目の違いがあるため、確認する項目数に差異があります。

アネストで行ってきたホームインスペクション(住宅診断)における指摘の頻度を重要度別に分けると、凡そ以下のようなイメージです。

軽微な指摘
(簡単にすぐに補修対応が可能なもの)
ほとんどの現場で指摘がある
中程度の指摘
(放置すると問題だが補修対応が容易なもの)
5~10回の検査に1現場程度
重大な瑕疵の指摘
(構造耐力や防水性能等の直接的な瑕疵)
10~20回の検査に1現場程度
一級建築士

弊社の担当者だけではなく、大事な箇所はお客様にも実際に見ていただきながら、良い点も悪い点も説明します。チェックシート(チェックリスト)に基づいて点検・調査を進めていきます。

使用する調査器具の一例

調査器具

ホームインスペクション(住宅点検)では、上の写真の機材(オートレーザータイプの水平器、水準器、打診棒、水分計など)を用いて調査を行います。

住宅の点検・建物調査(一戸建て)サービスに付けられるオプションのご案内です。

床下の詳細調査、屋根裏の詳細調査

  • オプション利用が無い場合の床下・屋根裏の調査は、点検口等の確認できる箇所から覗いて目視できる範囲が調査範囲ですが、オプション利用がある場合は床下・屋根裏に入って安全に移動できる範囲で調査を行います。
  • 但し、点検口等の入り口が無い場合や入口があってもスペースの関係で担当者が進入して移動できない場合には対応致しかねます。
  • 床下と屋根裏の詳細調査のご利用率は70%以上です。
  • オプションの利用有無について現地判断をご希望の場合は、必ずお申込時にその旨を仰ってください。事前にお申し出が無い場合には、準備がなく対応できないためです。
  • 詳しくは床下及び屋根裏の詳細調査をご覧ください。
床下・屋根裏のインスペクション
床下・屋根裏のインスペクションの様子
報告書のサンプルと特長
アネストの調査報告書

他社より非常に詳しく参考になるアネストの調査報告書の紹介です。

調査報告書は住まいの大切な記録だからこそ、報告書にはこだわりがあります。アネストでは、報告書が住宅資産の一部になると考えて作成しており、他社の1.5~3倍のボリューム(充実した内容・量)があります(後述のサンプル参照)。

同業他社で同じ詳細報告書という名称を用いることが多くなりましたが、名称が同じでも報告書の内容・質には大きな違いがあります。他社様では、詳細な調査項目や各項目の調査結果を明記しておらず、細かな結果の確認をできない報告書が多いです。

アネストでは、後で見てわかりやすいこと、そしてきちんと証拠を残すことを考慮して、各項目の調査結果を明記しています。こういった報告書の作成には時間がかかるため、同業他社様には敬遠されがちですが、お客様にとって必要なことと考えて作成しております。

詳細報告書と標準報告書の2種類から選択可能です。いずれの報告書でも全く同じ項目を調査しており、掲載する項目数も同じです。異なるのは、以下の点です。

項目詳細報告書標準報告書
追加料金+8,800円(税込)なし
写真/総評/コメント記載あり記載なし
送付方法郵送及びPDFをメール送信PDFをメール送信のみ
ページ数35~45ページ程度20~25ページ程度
他社比較他社の詳細報告書より、はるかに詳細(サンプルで比較してください)掲載項目数は他社より遥かに多い

詳細報告書を推奨

基本的には詳細報告書を推奨致します。購入判断やリフォーム・メンテナンスの参考とするため、また大事な記録として残すために写真と総評が記載・掲載されている方が便利だからです。例えば、以下のケースでは標準報告書を選択してコスト負担を抑えるのも1つの方法です。

  • 購入判断のために依頼したものの、診断を進める中で購入意思がなくなったとき。
  • 診断を進める中で指摘箇所が少なく、詳細報告書がなくとも十分に理解できるとき。
一級建築士

詳細報告書とするか、標準報告書とするか最終判断するのは、診断の当日で構いません。診断を終えたときに、その場で診断担当者にいずれの報告書を選択するかお伝えください。

英語版と中国語版(簡体字)の調査報告書を作成することが可能です。
It is possible to provide an English version of the inspection report.

インスペクションで使用するチェックリストは、弊社オリジナルのものを使用します。そのリストは、報告書の項目と一致するものですので、チェックリストの内容を知りたい方は、上の報告書サンプルをご覧ください。

アネストが同業他社様より優位な点、特長は以下のとおりです。

  • 人材の質・高い技術力・豊富な実績
  • サービス及び調査が広範囲
  • 調査報告書が凄い
  • オプション利用が柔軟
  • その他(後払い・アフターサービス等)

アネストの優位な点の詳細や理由については、お客様のメリットとアネストの特長、他社との違いをご覧ください。また、前述の調査報告書のサンプルもご確認ください。

住宅の点検・建物調査サービスに関する調査範囲、時間、当日の立会いなどのよくある質問と回答(FAQ)は以下をご覧ください。

住宅の点検・建物調査サービスの当日の流れと所要時間のご案内です。

住宅の点検・建物調査サービスの当日は、原則、現地で待ち合わせして、以下の流れで調査を進めます。

  1. 現地で待合せ
  2. 調査の概要・流れを説明
  3. 建物外部より調査開始
  4. 建物内部を調査
  5. 屋根裏・床下を調査(オプションご利用の場合)
  6. 調査結果の概要を説明

以上の流れですが、現場の状況等により、臨機応変に調査の進め方やお客様へ説明するタイミング等を変更することもございます。

一級建築士

ホームインスペクション(住宅診断)の当日は、お客様もお立会い頂くことを推奨しておりますが、必須ではございません。お立会いされる方が、調査内容と結果をご理解頂きやすいですが、お立会いなしでも対応可能です。気軽にご相談ください。

所要時間は、建物面積(大きさ)・指摘箇所の数と内容・売主側の対応・お客様のご質問量などの状況により小さくない差異があります。

建物面積が100㎡程度の場合

  • 基本サービスのみ:1.5~2.5時間
  • 床下・屋根裏の詳細調査(オプション)を含む:合計3.5時間程度

ただし、築年数が経過している場合(築10年以上など)、通常より時間が長くかかる傾向にございます。

料金・支払方法・必要書類・対応エリア

住宅の点検・建物調査(一戸建て)の料金・支払方法・必要書類・キャンセル規定・対応エリアなどを紹介します。

後述の料金より以下の割引を受けられる早割キャンペーンを実施中です。

(A)3,000円の割引調査日の7日前までに正式にお申込み(ご依頼)のお手続きを済まされた方
(B)7,000円の割引調査日の14日前までに正式にお申込み(ご依頼)のお手続きを済まされた方
但し、床下および屋根裏の詳細調査(オプション)を両方、ご依頼の上、実施できた方に限る

早割キャンペーンの要件などの詳細はこちらでご確認ください。

関東・東海・甲信・関西

基本料金(標準報告書)55,000円(税込60,500円)
早割(7日or14日前迄にお申込み)▲3,000円(税込3,300円)
or
▲7,000円(税込7,700円)
キャンペーン中
詳細報告書(オプション)8,000円(税込8,800円)
床下の詳細調査(オプション)30,000円(税込33,000円)
屋根裏の詳細調査(オプション)25,000円(税込27,500円)

北海道・東北・北陸・中国・四国・九州

基本料金(標準報告書)50,000円(税込55,000円)
早割(7日or14日前迄にお申込み)▲3,000円(税込3,300円)
or
▲7,000円(税込7,700円)
キャンペーン中
詳細報告書(オプション)8,000円(税込8,800円)
床下の詳細調査(オプション)20,000円(税込22,000円)
屋根裏の詳細調査(オプション)20,000円(税込22,000円)

エリア共通の無料オプション

外構調査(オプション)3,000円(税込3,300円)
無料キャンペーン中
境界確認無料
越境確認無料
地盤調査報告書の確認無料
アフターサービス無料
  • 所在地及び建物面積(150平米超)によっては追加料金が生じます。水周り設備の数が多い住宅も追加料金が生じます。
  • 備え付け梯子や階段で安全に上がることができる屋上がある場合、調査対象となりますが、別途料金が必要です。お問合せください。
  • エリア分けは「エリア別の料金」をご覧ください。
支払時期後払い(調査後10日以内)
支払方法・キャンセル規定詳細は支払方法・支払時期・キャンセル料について
書類A
調査日より前に送付して頂く書類
・住宅地図(必須:所在地を確認できるもの)
・平面図(必須:間取りを確認できるもの)
・立面図(必須)
書類B
調査日より前もしくは当日に準備して頂く書類
・敷地配置図
・地盤調査報告書
・地盤改良工事の施工報告書(地盤改良している場合のみ)
・確認申請書・確認済証
・検査済証(検査時点では未取得の場合あり)
※必須以外のものも可能ならご準備ください。

空き状況にもよりますが、前日のお申し込みでも対応可能です。但し、ご予約が一杯の場合はお断りさせて頂く場合がございますので、お早めにお申し込みください。

北海道・東北岩手県、 宮城県、 山形県、 福島県
関東東京都、 神奈川県、 埼玉県、 千葉県、 茨城県、 栃木県、 群馬県
中部愛知県、 三重県、 岐阜県、 静岡県、 石川県、 富山県、 福井県、 新潟県、 長野県、 山梨県
関西大阪府、 京都府、 兵庫県、 奈良県、 滋賀県、 和歌山県
中国・四国広島県、 岡山県、 山口県、 香川県、 愛媛県、 徳島県、 高知県
九州福岡県、 佐賀県、 長崎県、 熊本県、 大分県、 沖縄県

以上に記載の地域であっても、日程・依頼内容・その他の事情により、対応できないことがあります。特に離島は対応できないことが多いです。ご了承ください。

STEP

01

お見積り、その他のお問合せ

  • お問合せは「お問合せフォーム」「お電話(0120-346-679)」「LINE(スマホ)」をご利用ください。
  • 物件住所、建物面積を確認できる資料をご準備の上でお問合せください。

STEP

02

お申込み

STEP

03

弊社より「受付メール」を送信

STEP

04

お客様より当社へ必要書類を送付

STEP

05

担当者よりお客様へ連絡 (待合せ場所・時間の確認)

STEP

06

当日に現地にて住宅診断を実施 ※調査後、10日以内に代金のお支払い

STEP

07

報告書を送付(原則、調査日より5日以内に発送)

  • 報告書の確認後、質疑応答が可能です。

STEP

08

アフターサービス