中古一戸建て住宅を購入しようと考えている。本当は詳細に住宅診断して欲しいが、売主さんが少し気難しい方のようで第三者に建物を診断してもらい辛い。ただ、専門家に相談もしたいので、建物の外観だけでも見てもらって、相談にのってほしい。

中古住宅を購入する際に、買主が売主に遠慮されるケースは多いです。大きな買い物ですので、本来であれば第三者による住宅診断をそれほどまでに遠慮する必要はないのですが、どうしても遠慮される、もしくは何らかの事情により室内をゆっくり確認できない方は意外と少なくありません。

今回のケースでは、物件資料と対象物件の前面道路から見た建物の状態をもとにお客様の相談にお応え致しました。建物によっては大きな問題、もしくは大きな問題のおそれがある症状を外観の簡易的な診断のみで確認できることもあり、そういった程度の診断となります。

調査範囲がかなり限られる(実質、調査といえるレベルではない)ことをご理解頂いた上で、気になる点などをお客様から伺って対応させて頂きました。何も専門家に相談できずに購入判断するよりは、気になる点などについてお話を伺って(物件近くのファミレスで)可能な範囲で一般論を交えてアドバイスさせて頂きました。