住宅購入と同時に多くの方が火災保険に加入されます。家財保険や地震保険に加入される方もいらっしゃいますね。
せっかく購入した住宅の万一に備えることは重要ですし、火災で住宅が大きなダメージを受けたり、消失してしまったりしたときに住宅ローンだけが残ってしまっては大変ですね。
この火災保険の加入は、売主である不動産会社や不動産仲介業者などの斡旋によって加入される方もいらっしゃいますが、なかにはファイナンシャル・プランナーや保険の代理店、相談業の斡旋で加入する方も増えています。
保険の専門家に相談した上で加入できるので、自分に適した保険選びができて良いかもしれません。
しかし、中立的な火災保険の相談と称して、保険を斡旋する人や会社は紹介した保険会社から手数料などの報酬をもらうことが一般的であり、さらに、同じ保険会社に紹介することで手数料率が向上することから、実際には相談者のメリットよりも自社のメリットを優先しているケースが目立ちます。
多くの保険会社がございますが、保険の代理店などからの紹介を主とせず、自社で直接販売する会社の方がメリットが大きいことがあります。
それでは代理店等の収入にならないので、収入になる保険会社を紹介して、、、
限られた保険会社の商品のなかでだけ比較しておきながら、多数の保険会社で比較検討したように見せかける、、、
「無料」相談は魅力的に思えるかもしれませんが、無料には無料の理由があります。保険会社にとって、代理店等に支払う手数料はコストですから、その分は、、、
いろいろな事情、やり方があるようですが、消費者としては斡旋された保険会社だけで検討するのではなく、直接に保険会社に問い合わせして、斡旋されたものと比較してみると良いでしょう。
いくつか代表的な会社をあげておきます。(順不同)
※以下を推奨しているわけではございません。ご自身で問い合わせて比較検討してください。
※無料相談等で提案された保険と比べるのも1つの方法です。
損保ジャパン
セコム損保
東京海上日動
三井住友海上
富士火災
AIU保険
日新火災海上保険
JA共済
都民共済(各都道府県にも共済あり)
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執筆者
ホームインスペクションのアネスト
住宅の購入・新築・リフォーム時などに、建物の施工ミスや著しい劣化などの不具合の有無を調査する。実績・経験・ノウハウが蓄積された一級建築士の建物調査。プロを味方にできる。