住宅診断(ホームインスペクション)に関する言葉

アネストの行う住宅診断(ホームインスペクション)・内覧会立会いサービスに関する言葉の解説コーナーです。住宅診断(ホームインスペクション)等のサービス一覧はこちらです。

インスペクション・ホームインスペクション
建物調査・住宅診断などのことをインスペクション、またはホームインスペクションと呼ぶ。ハウスインスペクションと呼ぶこともある。また、ホームインスペクションを行う専門家を住宅のインスペクター(ホームインスペクター)と呼ぶ。

住宅検査住宅診断住宅調査
住宅の建築中や完成後に専門家が行う検査・調査のこと。特に、一戸建て、マンションの種別は問わない。

■建物検査・建物診断・建物調査
専門家が行う建物全般の調査・検査のこと。一般住宅に関わらず、ビルやマンション一棟も対象となるが、住宅のみを対象として使用することもある。

建築検査
主に、建築中の検査を行う際に使われるが、完成した建物の検査にも使用することがある。アネストでは、建築中の検査である「住宅あんしん工程検査」を建築検査としている。

建築管理・工事管理・施工管理
建築物の検査や工事の工程(流れ)を管理するときに使う言葉だが、それぞれ人によって微妙に使い方が異なることもある。

工事監理・施工監理
単に工程(工事の流れ)を管理するだけでなく、工事内容・精度等に問題ないか監督することを意味するときに使うことが多い。アネストの 「住宅あんしん工程検査(建築検査)とは異なる。通常、「監理」という漢字を使用する場合は、建築基準法の「監理」を示すことが多い。

耐震診断
建物の耐震性能をチェックすることを耐震診断と呼ぶ。通常の建物調査・住宅検査では、耐震診断を伴わないものが多いが、耐震診断と建物調査の違いが認識されていないことも多い。

物件チェック(物件調査)
不動産業界では、不動産を物件と呼ぶことがある。新築物件、中古物件、競売物件などと呼ぶ。

内覧会・確認会・竣工検査完成検査施主検査
内覧会という言葉は、一般消費者向けに使用されるが、本来は、「竣工検査」や「完成検査」という。注文建築であれば「施主検査」ともいう。しかし、この数年、内覧会という言葉が「竣工検査」に変わって一般化しつつある。そして、これら検査の後に補修工事を行い、再確認するが、それを確認会や再内覧会という。

また、販売目的でオープンハウスをすることを内覧会と呼ぶこともある。

ちなみに、内覧会に第三者の専門家が同行して検査することを「内覧会立会い」や「内覧会同行」と呼ぶ。

引渡し(引き渡し)
新築した住宅を施工業者(又は売主)から施主(又は購入者)に引渡します。

■設計図書・竣工図書
設計図書とは建物を建築する為に作成する設計図の集合体。1枚の図面を設計図と呼ぶ。建物の建築中に多少の変更を行うことがあるが、その変更後のものを竣工図書と呼ぶ。

■建築確認申請・中間検査・完了検査
建物を建てる前に、役所(または指定確認検査機関)に図面等を提出して、審査してもらうことを建築確認申請と呼びます。これに合格したときに「確認済み証」が交付されます。

建物の建築中には、役所(または指定確認検査機関)が中間検査を行い、合格すれば、中間検査合格証が交付されます(中間検査はないこともある)。

建物が完成した後には、役所(または指定確認検査機関)が完了検査を行い、合格すれば、検査済み証が交付されます。

■住宅検査・建物調査・内覧会同行の会社・業者
住宅購入者のサポートや欠陥住宅問題の解決などの為に、住宅検査・建物調査の専門家が第三者として行うサービス。第三者ではない会社・業者もある。

住宅(不動産)の鑑定・査定