住宅あんしん工程検査(建築中の住宅検査)の1つである上棟(棟上げ)後の構造躯体(柱・梁・筋交い・金物等)の検査のご案内です。構造躯体の検査の項目(チェックポイント)の例も公開します。
基礎工事を終えると木工事が始まります。土台・大引などから柱、梁と設置されていきますが、工法等によっては上棟(棟上げ)まで数日で出来上がるほど工程は短縮されてきました。
土台、柱、梁、筋交い、構造面材などやそれらを接合する金物など、この工程でも検査(チェック)すべき項目は多岐にわたります。基礎の配筋検査と並んで重要な位置づけです。
「住宅あんしん工程検査」のいずれの検査コースにおいても、構造躯体(柱・梁・筋交い等)の検査を行います。但し、工法・工程にもよりますが、これ以降の検査でも追加で検査(チェック)することもあります。
構造躯体(柱・梁・筋交い等)の検査としては以下の項目があります。但し、工事の進捗・建物のプラン・工程等によっては以下と異なることもあります。
(1)2・3階床、梁・桁等
(2)柱
(3)筋交い
(4)面材耐力壁
(5)小屋組